ヘアーズ髪かわら版第12号

清潔さがブームとなってから、朝シャンはもちろん、一日に３・４回もシャンプーする。その反動
で、逆にダーティーさが注目されると、一ヶ月月近くももシャンプーをしないこと自慢する。メディ
アがそんな極端な女の子を好んで取りあげ、奇妙なブームが起きています。

　ひと頃、「朝シャン」がブームになったことがあります。それに歩調を合わせるようにして、化
粧ののりが悪い、あるいは頭皮にカサブタができ・フケが多くでる人が目立つようになりまし
た。原因は明らかでシャンプーのしすぎだったのです。なにしろ、朝シャワーを浴びながらシャ
ンプーをし、夜も入浴時にシャンプー、たまったものではありません。

　一般の店頭で売られているシャンプーはあくまでも髪を洗うもので、顔や身体を洗うものでは
ありません。にもかかわらず、入浴中にシャンプーをすると、顔や身体にシャンプーの成分を
浴びてしまいます。そのシャンプーの成分は、髪の毛の洗浄には有効でも、素肌にとってはや
っかいな存在、具体的には皮膚の脂分と蛋白分を溶かし出してしまうのです。「肌がかさつき、
化粧がのらなくて困る」という方は、まずシャンプーの方法や製品を変えてみる事です。

「シャンプーが肌を荒らすというのなら、石けんで髪を洗うという方法はどうでしょう？」　

なんといってもその洗浄力に差があります。石けんとシャンプーを使用して別々にシャボン玉を
作ってみれば良く分かるのですが、シャンプーは石けんに比較すると、小さく無数のアワをつく
ります。

これは表面張力の差。小さなアワが数多く集まったシャンプーのほうが総面積が大きくなり、そ
れだけ多くのゴミやフケを取り除くことになります。

髪の毛の清潔さを考えると、ゴミやフケを積極的に取り除いてくれるシャンプーのほうが頼もし
い存在だということですね。

　ただし、このメカニズムを裏返して考えますと、シャンプーを使用した場合、より多くのゴミや
フケが流れだしてきますので、濯ぎをていねいにしないと顔はもちろん身体中にゴミ・フケが付
着するということになります。シャンプー後は、頭皮や髪をすぐのは勿論、それ以外の皮膚もた
んねんにすすぎましょう。

「髪の毛と身体、どっちを先に洗う？」そう質問すると、「う～ん、シャンプーをあとですることが
多い」と答えてくれます。身体を洗ったあとシャンプーし、もういちどバスタブにつかるというのが
一般的なようです。

　先にシャンプーをして、洗顔・ボディ洗いをあとまわしにするというのは、洗髪時に素肌に流れ
落ちたシャンプー剤を石けんできれいに洗い流してください。

　毎日シャンプー方は一日一回で充分、二度洗いする必要はありません。ひどく髪が汚れたよ
うなときは、あらかじめお湯で充分にすすいだ後シャンプーすれば大丈夫。

シャンプーとの付き合いは慎重に！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　安藤眞夫

死にぼくろは、あくまで「気を付けて」の印だから、気を付けていれば危険は避けられ過ちは少
なくできるのです。努力と積極性で悪い意味のほくろも、良いものに変わることだってあるんで
す。悪いほくろだからって手術でとるなんてダメ、傷が残ったりして逆効果。悪いほくろは、体か
らのメッセージとして注意していれば大丈夫。それに、悪いほくろを隠すより、いいところにつけ
ぼくろをする方がよいのです。

　彼ならおへそ近く、彼女なら背中のおへそ近くにつけぼくろ。思いやる気持ち、引き合う力が
強まるのです。そして、体の右側と左側で見る運は下図のとおり。

大きく見ると、肩・腕にほくろがある人は落ち着きがありません。旅や変化を好み、次々に新し
い世界を開拓していきます。

特に左の肩や腕にほくろがある場合、社交的だけど出費も多くなりがち。一方、足のほくろは
感受性の鋭さをあらわし、芸術の世界で才能を開花させるタイプ。

ただしズボンの折り目部分（脚の中心）にあるほくろは凶相。手も足も日に焼けやすい外側部
分はマイナス。

　ほくろの中でも、少しずつ大きく成長するほくろもあるのです。もしそんなほくろを見つけたら
念のため検査してみてね！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宮下美和